2023/09/22 16:46



AN・G・ELのシンプルなデザインでオン・オフのシーンでバッグのご主人を引き立ててくれる #TOP HANDLE BAGについて一読ください。
例えばちょっとしたおめかしをしてお出かけをする場面では、ご主人が普段より少しラグジュアリーなコーディネートにそっと寄り添いながら控えめなデザインのTOP HANDLE BAGは一層の輝きを放つアイテムになります。上質な素材と作りが成しえる魔法です。また、ブルーデニムのジーンズやチノクロスのトラウザースにシンプルな白いシャツや霜降りのスウェットシャツ・・・ジェーンバーキンのような普段着に合わせても、審美眼のある方からは洗練された女性として受け入れられるはずです。


『TOPHANDLE BAGの特徴』
このバッグは簡易的につくるととてもチープなものになってしまいます。
デザインの完成度が高いのでこのデザインを生かすために2枚の仔牛の革を張り合わせ、手仕事で内側からステッチを掛けています。バッグ職人が見ても表からなのか裏からなのかがわからない作りになっています。内側から縫い上げる事で丸味を帯びた美しいバッグが作られます。サイドの作りにも試行錯誤をしましたが底を広く取っていますのでサイド(ガジェット)の革は多めに使うことでパーツごとの革が引っ張り合うことを防いでいます。その工夫から女性らしい柔らかなフォルムを実現しました。内側にはジッパーで開閉するポケットとスリット式のポケットを両サイドに用意し、取外しが可能なショルダーストラップが付いています。


2種類のサイズを用意しています。
Medium: width:26cm, height:20cm, gusset:15cm, handle:26cm, strap:114cm
Small: width:23cm, height:16.5cm, gusset:13.5cm, handle:26cm, strap:114cm


『革として使えるために』
なめらかで丁寧に仕上げられた植物由来の製法を採用したキップレザー(子牛の革)を使っています。
生後1年くらいの革は軽量で柔らかい特性がありますが、鞣す時にはオイルを通常時の3倍の量を使用することで上品なツヤ感をもった美しい革に仕上げています。イタリアやドイツのタンナーと呼ばれる革を鞣す職人から指導を受けて習得した職人が携わっています。サスティナブルの観点からでは、ファッションの為に犠牲になる革と違い、主に食用からの産物として、そして地球環境の汚染にもなりえるので使わなくてはいけない素材として活用することでアパレルにも適している理由があります。


『バッグを組み立てる』
はじめの作業はカッターという専門職の職人がパーツを1ミリごとに裁断します。
ハンドメイドで行う組み立てでは、正確な作業が必要なので、ミリ単位で測り革の部分部分の厚みを整えながらの作業になります。次に組み立て作業になりますが、機械があれば製品を簡単に作ることもできます。しかし、AN・G・ELのバッグは職人の手を頼りに工程の90%以上を手仕事で行います。この工場はバングラディッシュでも最も難しいとされる仕事を一手に引き受けて成長してきましたので、職人たちの技術は世界トップクラスが揃っています。